| 玄米粥をつくる 〜「押し玄米」を使って〜 (完成まで10分) |
| ▶みみよりアーカイブ > つくり方>玄米粥をつくる |
2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。
商品の購入はこちら → 口福紀行 |
●商品について
栄養たっぷりの玄米粥が10分でできます。やわらかめのお粥にしたいときは、あらかじめ10分くらい水に漬けておきます。
玄米を食べたくても、圧力釜などで炊こうとすると1時間くらいは必要です。玄米の栄養を、短時間で摂ることができるようにしたのが、「押し玄米」です。
また、玄米よりも消化吸収がよい上、適度な食物繊維を摂ることができるので、胃腸にとって、とてもよい食品であるといえます。
経済的にもお得です。精白米をお粥にするには1食につき60~70g必要といわれますが、「押し玄米」の場合、精白米よりも満腹感があり、栄養もあるので、1食あたり30~40gで十分です。
時間のないときに、ちょっと食べ過ぎのときに、風邪をひいたときに…と、常備しておくと、とても重宝します。
|
●作り方
○分量(1人分)
・押し玄米:1/4カップ(約30g)
・水:1カップ
○特に用意するもの
・小さい鍋があると便利です。
○手順
| |

1. やわらかめのお粥にしたいときは、分量の押し玄米を、10分位、4倍の水に浸します。
|
→ |

2. 時々、しゃもじなどでかき回しながら、鍋で10分くらい煮てできあがりです。
|
|
|
|
|
●作り方のポイント
○あらかじめ、水に浸す
煮るだけですから、カンタンです。ただ、やわらかめのお粥が好みの方は、あらかじめ水に10分くらい漬けてから煮るとよいでしょう。
○固さの調整
お粥が煮詰まってしまって、できあがった時点で固めだとしても、お湯を足して固さを調整すれば問題ありません。 |
●手づくりのお値段
○1人分(1食分):63円
1袋で10食分の量です。ということは、本商品が630円ですから、1食あたり、わずか63円。レトルトパックのお粥を買うより、とても経済的です。無農薬の食材は高いと思われますが、使い方だと思います。 |
●玄米粥の利用法
○お好み焼き
「押し玄米」と少々の小麦粉、卵を使って、栄養たっぷりのお好み焼きができます。もちろん、具はお好みのものを。小麦粉と卵を使わなくても、なんとかまとまります。「押し玄米」だけで作れば、アレルギーのあるお子さんなどにも作ってあげられます。
作り方は簡単。1例を紹介します。
・「押し玄米」を熱湯に5~6分浸します。
・それを、ざるなどにあけて水を切ります。
・野菜などの具は、あらかじめ適度な大きさに切っておきます。
・ボールに小麦粉と溶き卵と水を入れて混ぜます。
・その中に「押し玄米」を加えます。
・熱したフライパンなどに油を引き、タネを流しこみます。
・その上に具をのせて焼きます。
・裏側も焼き、お好みの調味料をかけてどうぞ。 |
●お粥の博物誌
○お粥のやわらか度
白米のお粥(白粥)の場合、水分の多い方(やわらかい方)から、三分粥、五分粥、七分粥、全粥、というように、4段階に分けて名前が付けられています。
実際の米と水の比率(容量)は次のとおりです。
・三分粥…米:水=1:20(例 米1/2カップに対して水が10カップ)
・五分粥…米:水=1:10
・七分粥…米:水=1:7
・全粥……米:水=1:5
参考にした本:「新・食品事典1 穀物・豆」
(河野友美編 真珠書院 1991年) |
| |
|
|
商品の購入はこちら → 口福紀行
|
| ▲このページのTOPへ |