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(みつばちプロジェクト)
 田んぼくらぶ 〜埼玉県さいたま市〜
みみよりアーカイブ > 農>田んぼくらぶ

 2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。

●とりあえずやってみる

JR東大宮駅から車で5分ほど。マンションがせまりつつも、田んぼが広がる地域の端っこに、「田んぼくらぶ」の田んぼがあります。広さは約700平方メートル。

おもしろそうと、田んぼで米づくりにとりかかったのが2001年。
小学校のPTAで知り合ったのをきっかけに、多いときで8家族が、あーでもないこーでもないと言いながら、親子が一緒になって農作業をしてきました。
種もみの塩水選、育苗、田植え、草取り、稲刈り、脱穀…、始める前にあまり深く考えないB型集団?の楽天的なノリで、数々の困難を笑いながら乗り越えて、米づくりに励んできました。

けれども、やはり地元の人の協力は不可欠。
水の管理や、少量の脱穀を引き受けてくれるところを探すときなど、「味方になってくれる農家の人を見つけるのが大変だった」と、当初からのメンバーである小澤さんは言います。

ひたすら手仕事で行う素人の農作業に、地元の農家も“何やってんだ~”“30年前はこうしてたよ”と、声をかけてくれます。

近くでレンコンをつくっているおじさんにいろいろ話しを聞かせてもらったり、「いいワラ作ってるね」と養蜂屋さんに声をかけられ、自分たちの暮らしている地域に美味しいハチミツがあることを知ったり、地元の人たちと、米だけではないつながりも増えてきました。

自分たちでつくった米をこうじ屋さんに持ち込み、自前のこうじを用意し、味噌を手づくりしたり、もち米を育ててみんなでもちつきをしたり、自分たちのワラでしめ縄をなったりと、とても楽しそう。
足踏み式脱穀機や千歯扱(せんばこき)など、昔の道具も、いろいろ使ってみたそうです。

1年たつと作業の手順は忘れてしまうし、次の農作業の打ち合わせも“テキトー”と笑う小澤さん。イイカゲンさやテキトーさが、続く秘訣かも。

「田んぼくらぶ」の活動の様子は、ホームページでその記録が紹介されています。
業としての農でなく、自分たちが食べるための、楽しむための米づくりをやろうとしている人にとって、参考となる記録ではないでしょうか。

http://homepage3.nifty.com/bikitan/index.htm

江戸時代に掘られた農業用水路の、見沼代(みぬまだい)用水から水が引かれています。

 

 

 

 

「田んぼくらぶ」の田んぼに、子どもたちの歓声が響きます。

●子どもたちに田植え体験

「田んぼくらぶ」の田んぼには、毎年、東京の新宿区から、田植えを体験しに、就学前の子どもたちが十数人やってきます。2005年の今年で、4年目だそうです。
今回は、15人ほど、電車とバスを乗り継いでやってきました。

おもしろがりな「田んぼくらぶ」の面々にとって、子どもの扱いはお手のもの。ベテランの富谷さんや平山さん、小澤さんらが面倒を見ます。
田んぼに足を入れるのをためらう子どもたちを、かまわず、ぼしゃんと田んぼに放り込んだり、本人が入る気になるまでじっと待ってみたり。すると、いつのまにか子どもたちは慣れて、はしゃぎだし、そのうちカエル取りに夢中になってしまう。子どもたちには、とってもいい体験となることでしょう。

田植えをしたり、あぜ道をどんどこ遠くまで歩いたり、ヤゴを取ったり、カエルをめぐって言い争いをしたり、田んぼの横でお弁当を食べたり、泥に染まった服を着替えたりと、にぎやかだった子どもたちは、田んぼを存分に体験して、最後に、元気よく手を振って帰っていきました。

     

 

 

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