ジオライフ サイトロゴ

www.GeoLife.jp


国産ハチミツと自然食品のショッピングサイト「ジオライフ」
    〜養蜂家がめぐる食と風土の旅〜

                        クレジットカード種類


   みつばちTimes
   みみより
   みみよりアーカイブ
   このサイトについて
   Blog
(みつばちプロジェクト)
 手回しラジオ 〜電池不要〜
みみよりアーカイブ > 物 >手回しラジオ

 2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。

●新聞記事に紹介されていた手回しラジオ

初めて手回しラジオの存在を知ったのは、1995年、9月9日のことでした。朝日新聞の夕刊に、“ぜんまいラジオ 世界へ情報”というタイトルがありました。“これいいなあ”と思った記憶があります。

記事によると、イギリス人の発明家、トレバー・ベイリスさんがエイズの特集TVを見ていて、エイズ予防の情報を普及させようにもラジオの電池すら買えないという状況を知り、困難な道のりを乗り越え、多方面の協力を得て、南アフリカに年産100万台規模の工場ができるまでになったということでした。
記事は、その工場で働く150人の9割の人が、体の不自由な人たちだということも伝えていました。

当時のマンデラ大統領とトレバー・ベイリスさんが並び、両側から大きな手回しラジオを支え、にっこりほほえんでいる写真が大きく扱われていました。

●手回しラジオ購入

それから数年たち、防災用に開発された手回しラジオが日本で発売されていることを知り、さっそく購入。SONY製で、新宿のヨドバシカメラで1万円弱くらいの値段でした。

ラジオについているハンドルを1分回すと、30分ラジオが聞けるというもの。
この1分というのが、実はけっこう大変なのですが、このラジオを使い続けて3年。日々、ハンドルを回しています。

省エネやエコというより、スポーツ感覚です。わずかでも身体を動かすきっかけを持っていたいという、都会人特有の願望でしょうか?
自分でもこんなに生活に定着するとは思いませんでした。

みなさんもいかがでしょうか?
“やってられないっ”となっても大丈夫。電池を使っても聞けます。

いくつかのメーカーから、手回しタイプのラジオが発売されており、携帯電話に充電できるタイプもあるようです。お値段は、家電量販店にて3・4千円くらいから売られていました。

ハンドルを閉じた状態の、SONY製手回しラジオ。(旧タイプ)。

 

 

ハンドルを開いた状態。
(旧タイプ)

 

 

 

 

ライトは2種類。上部の半透明の部分がソフトライト。左側上部がスポットライト。左側下部にイヤホン端子と携帯電話の充電端子。

●ソニー製の手回しラジオ2代目

上の写真にあるように、今は旧タイプとなったソニー製手回しラジオを、ほぼ、毎日のように手で回して使い続け、5年くらいたったでしょうか、ハンドルの把手のつまみの部分が割れて、金属がむき出しになり、アンテナの付け根が折れてしまいながらも、どうにか使っていました。

が、さすがに使いずらく、ネットで見てみると、ソニー製で、新しい手回しラジオを発見。世代交代したようです。
ライトが付き、また、携帯電話への充電もできるようになり、機能が増えました。付属品としては、キャリングポーチ、ハンドストラップ、ホイッスルが付いています。
新宿のヨドバシカメラで6千円弱でした。機能は充実しながら、お値段が大幅に安くなりました。

携帯電話への充電ができるようになったことで、非常時だけでなく、アウトドアでの利用にもいいかもしれません。

1分間、手で回した場合の持続時間は、ラジオが約1時間。携帯電話(代表的な機種)の通話が約3分間、同じく待ち受け時間が約90分間。ライトが約15分間。
旧タイプに比べると、ラジオの持続時間が2倍に進歩しています。すばらしい。
FM、TV1~3ch、AMを聞くことができるというのは変わりません。

全体の大きさがひとまわり小さくなり、スピーカーも小さくなったようですが、そのせいか、旧タイプに比べて、若干、音がこもるようになった気がします。

●維持費ゼロ

電池を使わず、ハンドルを回して続けているかぎり、維持費はゼロ。
パソコンや車など、買った後に金喰い虫に化けるものが多く、掃除機すらカートリッジ式のフィルターを買い続けさせられる仕組みになっている昨今、貴重な商品です。
買うときに払うお金だけで、後は一切お金がかかりません。
好きです。こういうモノ。

願わくは、ハンドルが丈夫にできているということ。

●ラジオとテレビ

一般的に、ラジオとテレビのどちらがよく利用されているかというと、テレビが圧倒的に多く利用されていることと思います。
でも、ラジオも見直して欲しいなあと思うのです。

テレビは、画像の力が強すぎて、どうしても受け身になってしまいます。それに比べ、ラジオだと、自分の頭の中で想像力を働かせる余地があります。
ラジオ番組で落語を聞くなどというのも、まことに結構なことだと思います。

ただ、ラジオ番組の質や種類には、注文をつけたいところですが。

     

 

 

▲このページのTOPへ

 

Copyright©Yuji Kawasumi ALL Rights Reserved   email : eshop@geolife.jp